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207: フランキンセンス手作り化粧水の作りかた

207: フランキンセンス手作り化粧水の作りかた

1  ハンドメイドスキンケアは、肌自身の力を信じるが全て

「化粧品を信じる」のではなく、「自分の肌を信じること」が、

ハンドメイドスキンケアをはじめるにあたっては、大切な軸になります。


お祈りをしたり、高価な化粧品を信じて使い続けても

トラブル肌が改善され、美しい肌になるわけではありません。


日中は「保護」 夜は「再生」。

肌が本来持っている機能を知って、スキンケアと仲良く。




2 歴史とともにフランキンセンス

フランキンセンスはカンラン科の樹木で、別名オリバナム。

アロマでは、この木からとれる樹脂を水蒸気蒸留したものを使います。

和名は乳香。フランキンセンスという呼び名は、

中世フランス語で「真の香」を意味します。


フランキンセンスには、とても古い歴史があります。

旧約聖書によると、キリストが誕生したとき、

東方の賢者が3人やってきて、それぞれ貢ぎ物を持ってきました。


ミルラと黄金、そしてフランキンセンスの3種類です。


ミルラはフランキンセンス同様、カンラン科の植物からとれる樹脂で、

和名は没薬。ミイラの防腐剤としても使われました。

「偉大な医師の証」で、清らかな肉体の象徴です。


黄金は、「偉大な商人の証」で、神への愛を象徴します。

そして、フランキンセンスは

「偉大な預言者の証」で、神への礼拝を意味します。


この3つの貢ぎ物のうち、

キリストが選んだのはフランキンセンスだったと言われています。


古代エジプト時代より、祈りや祝福の儀式のときに炊かれたり、

スキンケアの材料としても使われていました。


日本ではあまりなじみのないタイプの香りですが、

中東などでは何千年も前から使われている、神聖な香りの精油です。



3  7歳若返る、魔法のエッセンス

フランキンセンスの木は中東など、

とても乾燥した荒野に生えていて、地元の人たちは古くから、

肌の乾燥を防ぐために用いてきました。木の幹が傷つけられると、そこを修復しようと樹脂が出てきます。

この、修復という性質を受けて、

フランキンセンスは肌の細胞を再生し、活性化してくれるのです。




3  調香の醍醐味は、1滴の役割を最大限に活かすこと

客観的な知識の情報収集など「テクニック」にとどまらず、

お気に入りの「香り」を選ぶなど、楽しみながら

「自分の感性や直感」に頼ることがとても大切。

  

    

4    RECIPE & HOW TO MAKE 

材料) 化粧水:水85~75ml・BG5~15ml

・化粧水素地10g・コスメ原料2袋〜w・精油4〜6滴 

用意するもの):遮光瓶・計量スプーン


作り方)

①丁寧に計量する 

②ブレンド精油を決める 

③材料を専用容器に入れて、混ぜ合わせる




5 使い方

・手のひらのお手入れ

指先1センチの四方の中に

約3000もの末梢神経が集中していることから、

触れた瞬間に肌の状態を的確に感じ取ることができるのです。

手のひらほど素晴らしい美容器具はないと言われています。



・コットン使いのお手入れ

量は、コットンの裏側までしっかりしみるくらいが目安です。

量が少ないと、肌に刺激を与えることになります。

優しくいたわるように全体になじませるようにつけていきます。



・キメが整うスペシャルケア

コットンマスク(週に1〜2回がおすすめです!)に

ひたひたに浸して(化粧水が足りなければ、精製水で濡らしてから使用します)

5〜10分パックします。

外した瞬間にお肌の柔らかさを感じます。




6 保管期限

清潔な手で90日を目安にご利用ください。