1 大切にしている「点」と「点」をつなぎ、線にする。
聖者パタンジャリが説いたヨガの聖典
「ヨーガ・スートラ」の中に出てくるヨガ哲学の基本的な教え。
「ヨガの八支則」の1番目と2番目に出てくる
「ヤマ」「ニヤマ」は、ヨガをしている、していないに関わらず、
本当の意味での豊かで幸せな生き方の指針になると思います。
2 ヤマー禁ずることー
1 アヒムサ(非暴力)
身体的暴力だけでなく、言葉の暴力が含まれます。
そして、他人だけでなく、自分自身へもしてはいけません。
2 サティヤ(嘘をつかないこと)
人に対しても自分に対しても正直で誠実であること。
嘘は、エネルギーを消費し、
結局は他人のみならず自分自身への信用も失ってしまう。
3 アスティヤ(不盗)
人の時間・空間・立場を奪ってはいけない。
自己中心的な考えや執着、エゴを捨てること。
4 プラフマチャリア(禁欲)
利己的な欲を満たすことを避けるというような意味。
無駄なエネルギーを使っては、
本来大切なことに集中できなくなる。
5 アバリグラハ(非所有)
物を持ちすぎないこと。物を多く持つと、
本当に大切なものが見えなくなるだけではなく、
失うことへの恐れや執着が湧いてきます。
3 ニヤマー進んで行うと良いことー
1 シャウチャー(清浄)
心身を清潔に保つこと。身だしなみを整えることは、
人に不快感を与えないために必要ですね。
心の清潔さは、ネガティブな感情を手放せること。
2 サントーシャ(知足)
今あるものに感謝すること。
感謝は、自分自身がより満たされ、幸せになる手段です。
3 タバス(苦行)
人生で起こる困難や問題を受け入れ、
先に進む勇気を持つこと。
それをきちんと糧に変えられる自分になること。
4 スワディヤーヤ(学習)
自分の心を良い方に導いてくれる本を読んで知識を得ること。
その知識を知恵に変えていくことが大切。
4 始まりの日だから、YINYANGバランスを整える
YIN(陰)YANG(陽)の「気のエネルギー」のこと。
表があれば、裏があり、光もあれば影もあります。
それを人は、「善悪」で捉えようとしてしまいます。
本来は、違う性質のものが互いにバランスを取り合っているのです。
予防医学は、バランス医学とも言われますものね。
例えば、陰とは、『内臓』を表しています。
そして陽は『筋肉』です。
これをバランスとして捉えると
『筋肉が豊かな人は、内臓も元気である』と言えます。
逆に『内臓が弱い人は、良質な筋肉が付かない』とも言えます。
さらに、陰とは『睡眠』で、陽は『思考』です。
勉強や考え事をしたら睡眠を取ることで『整理整頓』が行われ、
ヒラメキや記憶の定着が叶います。
5 心のSHANTIを育てる、呼吸の整え方
1 目を閉じて、体の中にある空気を一度全部、
口から細く長くゆったりと吐き出してみる。
(体の中の淀んだ空気やエネルギーが口からすべてでていき、
細胞がクリアになっていくのをイメージしてみます。
いらない感情や体のこわばりも吐く息とともに外へ出ていきます。)
2 全部吐ききったら、
今度はゆったりと鼻から新鮮な空気を入れてみよう。
(新しい空気が肺に取り入れられて、
肺から血液に乗って、全身の血管や臓器に活力となる
新鮮なエネルギーが取り入れられていくイメージをしてみる)
6 メディテーションな香り選んで調香しよう
精油(エッセンシャルオイル)は、天然の植物から抽出した成分です。
アロマテラピーは植物や果皮から抽出した精油に含まれる薬効成分を使って、
本来私たちが持っている自然治癒力を高め、
心を癒したり、身体のトラブルを穏やかに改善したり、
健康や美容に役立てていくエッセンスです。
EPISODE_ 陰陽の香りの調香に挑戦
陰)・・・ゼラニウム・ローズウッド・イランイラン・ローズ・ネロリ
陽)・・・ローズマリー・マジョラム・ジンジャー・ティートリー・ジュニパーベリー
7 調香方法(精油は、3〜5種ブレンドすることをオススメします)
1 素直に嗅いで、感情で1〜2種セレクトする
2 体調をスキャンして、体質に合わせ1〜2種セレクトする
3 陰陽の香りを取り入れてみる
8 RECIPE & HOW TO MAIKE(メディテーションミスト)
材料)アルコール25ml・水25ml・精油 15~23滴
用意するもの) 容器・ビーカー・ミクロスパーテル
作り方)
1 使う精油を選びます。
2 ビーカーに材料・精油を入れてミクロスパーテルで混ぜる。
3 容器に移して出来上がり。
9 保管期間
エアフレッシュナーのように空間に吹きかけ、
メディテーションのサポートに。枕元に吹きかけて、呼吸を深めて就寝もいいですね。
90日を目安にご利用ください。