オンラインサロンでは、調香室や相談室があり、
「話す」と「聞く」時間がそれぞれにあります。
「話すこと」と「聞くこと」って、行き着くところ同意義語ですよね。
「どういう気持ちで話すといいだろう?」
「どういう気持ちで聞くといいかな?」
「話して、どうなるかな?」
「聞いて、どう思うといいかな?」
みたいに、話す方も聞く方も素朴な疑問でありながら
壮大な疑問のようにも感じます。
話しても仕方ない、話しても行動しなければ意味ない。
とおっしゃるご意見も
ごもっともでその通りなのですが、
話したり、聞くことで自浄作用があることは間違いなく、
これから情報や行動の仕方は、余りあるぐらいに溢れているのだからその一歩手前の「話す」「聞く」っていう繰り返しに価値や重心が乗ってくると感じています。
「話すこと」と「聞くこと」ライトなものからディープなものまで
プラクティスの繰り返しです。
ライトな「話すこと」と「聞くこと」その① 情報として「聞く」
・最近読んだ本の話
・事件やニュース
・気になるメソッド
・面白かったこと
・行った場所のこと・・・
人によって、経験値やバックグラウンドが違うので
自分のアンテナでは拾えないような情報に触れることができます。
目の前にいる、Aさんの話として聞くのではなく、
「人間って、こういうものだよね」「こういう弱さがあるよね。」
「こんな習性あるよね」という理解のために聞く。
これも「話す」と「聞く」の中で気づけることで
いつも正論が正しいわけじゃないと思い知らされます。
私も人間です。
どういうことに喜んだり、どういうことに苦しんだりするのか
「状況は違えど、気持ちはわかる」と共感することもあります。
起こる出来事に対して、「思うこと」や「感じること」は千差万別かもしれませんが、
起こる出来事の受け止めは、共通することも多いなと感じます。
どうあれ、こうあれ「人間」って面白い生き物です。
その③ 「個人」に興味を持って聞く
オンラインサロンは、2と3を大切にしながら聞いています。
個人に興味を持つって、やっぱり何かがシンクロしていると思うんです。
同じ方向に向かっていることは、
何も敵対することでもなんでもなく
ご縁がつながっていくこと。
想像もしなかったようなイベントやチャンスにつながっていることも多いんです。
大きな出来事でなくとも、ほんのささやかなことで
人生って、変わったりします。
「早く答えを教えて!」
なんて、時代はもう来ないんです。
その人らしい解き方に価値を感じる時代がすぐそこまで来ているように感じています。
皆さんは、誰とどんな話をしていますか?