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学んでいるのに身につかない理由

学んでいるのに身につかない理由
学んでいるのにずっと不安を感じるときは、「今に集中できていない」からかもしれません。


 私も含めて、よく感じること。

それは、 意欲はあるのに、その場の時間に十分集中できていないかも。ということ。
これは、現代病ですかね!?




 なぜ人は「今」に集中できないのか 今に集中できない理由はいくつかありますが、大きく分けると3つあります。

 1. 正解を急いで求めてしまうから 

多くの人は、学ぶときに「早く正しく理解したい」と思います。 これは自然なことです。 
ただ、その気持ちが強くなりすぎると、共有する前に答えを求めるようになります。
 本来、香りやトリートメント、感覚を扱う学びは、 まず感じることが先で、
言語化や理解は後からついてくるものなのでもどかしいのでしょうか?

 最初から正解を探しにいくと、感覚が閉じやすくなります。

 2. 比較が入りやすいから 

レッスンの場では、どうしても他の受講生の存在があります。 
すると人は無意識に、 あの人はできている 。自分は遅い 自分の感覚は間違っているかもしれない。  
 と比較を始めます。比較が始まると、意識は自分の内側から外側に移ります。 


 3. 脳が常に情報処理モードになっているから 

現代は、日常的に情報量が多く、頭を使い続ける生活になっています。 
そのため、レッスンの時間になってもすぐに「感じるモード」に切り替えられない人が増えています。 
理解しよう、覚えよう、整理しよう。 この状態自体は悪くありません。 
ただ、感覚を育てる学びにおいては、 考える力だけでは受け取れない情報があります。

 今に集中できないと、何が起こるのか 今に集中できない状態は、
単に「ぼんやりする」という話ではありません。 学びの質そのものに影響しそうです。

 1. 感覚が浅くなる 

香りの変化、肌の質感、手の圧、呼吸の深さ。 こうしたものは、その瞬間にしか感じられません。 
意識が別のところにあると、体験はしていても、受け取れていない状態になります。

 2. 自分の感覚に自信が持てなくなる

 今にいない人ほど、「自分の感じ方がわからない」と言います。 
それは感覚がないのではなく、感覚を受け取る前に思考が上書きしていることが多いのです。 

3. 学びが知識だけで止まりやすくなる 

知識として理解していても、実際にできるとは限りません。
 特に調香やトリートメントは、知識だけで成立するものではなく、 感覚と経験の積み重ねが必要です。
 つまり、今に集中できない状態では、 「知っているのに使えない」ということが起きやすくなります。 
 改善するにはどうすればいいのか では、どうすれば今に集中しやすくなるのでしょうか。 

改善のために、意識の持ち方とレッスンの受け方を少し変えてみませんか?

 1. 「正しくやる」より「観察する」に切り替える 

最初から完璧に理解しようとすると、緊張が強くなります。 
そこで意識したいのは、正解を出すことではなく、まず観察することです。
 今どんな香りに感じるか 体はどう反応しているか 手の感触はどう変わったか 心は落ち着いているか、
急いでいるか このように、良し悪しを決める前に観察する習慣を持つと、今に戻りやすくなります。 

2. 比較ではなく、変化を見る 
他人と比べるのではなく、 昨日の自分と今日の自分の違いを見ることが大切です。 
 前より香りの違いがわかるようになった 
 前より手の力が抜けた 
 前より焦らずに受けられた 
 学びは急に完成するものではなく、 小さな変化を拾える人ほど、感覚は育っていきます。 

3. スピードを落とす 

集中できない人の多くは、行動も思考も速い傾向があります。 けれど感覚は、速さより丁寧さの中で育ちます。 
だからこそ、 ひと呼吸してから触れる ひとつの香りをすぐ判断しない 
 すぐ答えを出さず、少し余白を持つ こうした「遅くする工夫」が


 4. 五感を使う時間を増やす 

感覚を扱う学びでは、頭で理解するだけでは足りません。 五感を使う時間を意識的に増やすことが大切です。
 特に香りは、今この瞬間に意識を戻しやすいものです。 
香りを嗅いだときに、 好きか嫌いか 軽いか重いか 
 どんな景色が浮かぶか 呼吸が深くなるか そんなふうに感じてみること自体が、今に集中する練習になります。 

 レッスンの時間が、ただ知識を増やすだけでなく、 
自分の感覚に戻る時間になること、学びはもっと確かなものになっていきますように。