「正解」の外側へ
「今、いるところが正解(ゴール)じゃない」
精油には、作用があって、香りには、化学があって、調香には、セオリーがある。
でも、それだけが「香りの正解」?
もう少し具体的にすると「ラベンダーはリラックス」「柑橘は気分を明るくする」
だから、「この組み合わせなら間違いない」ということ?
学べば学ぶほど、私たちはたくさんの「正解」を手に入れる。
それと同時に、その正解によって、自分の選択肢を狭くしてしまうことに自分自身が疲れてく。
脳は「正解」をつくりたがるもの。
人間の脳は、膨大な情報をすべて一から考えているわけではなく、
過去の経験や知識から予測し、「これはこういうもの」と分類することで、効率よく世界を理解してる。
これはとても大切な脳の働き。だけど、いったんできた思い込みやカテゴリーは、見えてきにくい。
新しい可能性を見えにくくすることもある。
だからこそ、ときどき「(このブレンド)本当にそう?あってる?」と、自分が知っている答えを疑ってみる。
調香は。その練習にとても向いています。
嗅覚は、記憶や感情に深く関わる脳領域と密接につながっている。
同じ香りでも、心地よいと感じる人もいれば、懐かしい人、苦手な人、何も感じない人もいる。
香りには、きっと「みんなにとっての正解」より、「私はどう感じた?」という問いが生まれやすい。
私もそんなことばっかりが気になる。
これが、私が調香を面白いと思う理由。
「私の調香室」講座は、正しい組み合わせ(答え)だけではなく、幅を広げてく。
香りの特徴や精油の知識、調香の基本はもちろん学びます。
そのうえで、「なぜ私はこれを選んだのだろう」「一般的には合わないと言われるけれど、本当にそう?」
「もっと違う組み合わせはない?」「誰かの正解ではなく、私はどうしたい?」
そんな問いを持ちながら、香りを組み立てていきます。
選択肢が20個あったとしても、「普通はこれ」と決めた瞬間、世界は急に小さくなります。
きっと皆さまもそう思っているはず^^
けれど、ひとつの正解を手放してみると、今まで見えていなかった21個目の選択肢が見えてくることがあります。
社会の答えに、少し疑問がある方にも。
こうするべき。この年齢ならこう。仕事とはこういうもの。成功とはこういうもの。
ちゃんとした大人なら、こう選ぶもの。
私たちは知らないうちに、たくさんの「正解」の中で生きています。
でも、正解が間違っているのではなく、正解がひとつしかないと思うことが、私たちの選択肢を狭めているのかもしれません。
調香は、小さな瓶の中で、それをずっと試してる。選ぶ。混ぜる。
違うと思ったら戻る。もう一度選ぶ。そして最後に、「これだ」という香りをつくる。
「私の調香室」講座は、香水をつくる技術と+α自分の感覚を使って、自分で選択肢を広げていくための調香講座です。
社会が用意した答えに、なんとなく違和感がある方へ。
知識は大切にしながら、その知識の外側にも行ってみたい方へ。
香りを通して、「正しいものを選ぶ」からその先へ
「私の調香室」講座、急ぎでお待ちしています^^