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070: 神話と香りを巡る物語（ガルバナム）

070: 神話と香りを巡る物語（ガルバナム）

ガルバナム（セリ科・樹皮）


ガルバナムは、神秘的な力を及ぼす、
古代に讃えられる薫香でした。

催眠作用があって、瞑想を行うときに
助けになるものとして、使用されます。

旧約聖書でもガルバナムを乳香、スタクテ（香料）などと
混ぜ合わせて、幕屋（ユダヤ人の移動神殿）の中で用いられたようです。

防腐特性が強いことから、ミルラと同じように
遺体の防腐保蔵剤の一つとしても使用しました。


オリエンタルタイプの香水の保留剤として、使われています。

心を閉ざしている障害物を取り除く作用があり、
心を現実に直面させてくれる。

癖のあるピリリと背筋を伸ばしてくれる
ガルバナム。
イランイラン×ガルバナムブレンドのロールオンから漂う香りと共に
７０記事目を書いています。

時間と共にえぐみのあるガルバナムが
肌の体温と混ざり合うとまろやかになる、あの感じが
大好きです。

おうち時間のお供にも^ - ^

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