1. DIARY
  2. 感情の粒度
 

感情の粒度

感情の粒度
言語化しないと伝わらないけれど
言語化って難しいですよね。本日は、その話を。

子育てあるあるの中に
赤ちゃんは、何が不快かわからずに泣いているの話。

お腹が空いているのか・・・
おむつが気持ち悪いのか・・・
眠いのか・・・
痒いのか・・・

赤ちゃんは、自分自身が何が不快なのか
特定できず、「なんか、わからないけどどうにかして〜!」
と言うSOSを「泣く」で表現すると言います。

ですが、この話
大人もレベルは違えど、似たことある話ですよね。

例えば、なんかイライラするけど
自分の体調なのか、人に対してなのか、時間に対してなのか
なんか、むかつく!と言うことってあるじゃないですか?

これって、赤ちゃんと同じ状態だなと。

明確に問題点や気になったところを特定できないから対処しにくいんですよね。

なんか、むかつく!も
そのままだと、体調を労わることが先なのか、相手にやめてほしいのか、
スケジュールの問題かわからない。

誰かに相談するにも説明することができないですよね。
こんな時、
感情を無くして淡々といつ・どこで・どんな時にむかついたのかを説明することもできますが、


「感情の粒度」が高い方が、
セルフコントロールがうまくて、メンタルが安定していて
アルコールに依存しにくく、
病気にもかかりにくいということが最近の研究で言われています。

「感情の粒度」が低いとは・・
嫌なことがあった時に「全てむかつく」や「気持ち悪い」と
なんでもかんでも1ー2つのボキャブラリーで表現する。

つまり感情の粒度が高いと言うことは・・・
嫌なことがあった時に
「癪にさわる」「憤る」「イラつく」と言った複数の表現を思いつき
その中から一番しっくりとくる言葉を選ぶことができます。

感情の粒度は、高ければ高いほど
脳は混乱せずにメンタルの安定に役立つ。

ワークショップやレッスンなど
感情の粒度を伝えている方の参考になるかもしれません。
是非!